小学生のコピペ病と言うまえに

http://www.j-cast.com/2008/07/20023519.html

小学生が読書感想文の宿題に、ネットに掲載されている感想文をコピペして提出しいるというニュースを見て、
宿題を他人の力を借りてはいけないことは当然だが、読書感想文という宿題にはあまりいい思い出がないということを思い出した。


オレが学生だったころ、夏休み、冬休みの宿題のたびに読書感想文なるものを提出させられてきた。
今思えば、毎年毎年よくもまぁあんなに書いたものだと思う。
しかし、いつまでたっても自分の文章力なんて向上していなかった。いったいあの「読書感想文」なる宿題で得られたものはなんだったのか?
答えは簡単だった。
オレは読書感想文で評価されていなかった。
正しいとも、悪いとも、100点とも、0点とすら評価されていない。ただ「書いただけ」の感想文だった。
先生達は「なんとか賞」とか貰えてるヤツらの感想文は真剣に読んでいたのかもしれないが、オレの低等な文章な読んでもないのだろう。
もし、こんな宿題が今でも続いているのであれば、今の子供達が「感想文なんてコピペで済ませてよくね?」と考えてもしょうがないのではないか。
コピペ病に至った経緯は、ネットがどうこうとかいうまえに、他に原因があるのではないかと思う。
子供とは、頑張りを評価されないことには非常に敏感だよ。